ジョブの進め方:実際のケース問題を使いながら解説(中日・最終日)
戦略コンサル向け ジョブ対策道場

第3回 ジョブの進め方:実際のケース問題を使いながら解説(中日・最終日)

第3回も引き続き、ジョブの進み方について、実際のケース問題を使いながら解説していきます(第2回の続きになるので、まだ読んでいない方は、先に第2回をご確認ください)。

中日(2日目)の流れの確認

次に、2日目の流れを確認していきましょう。

1. グループワーク・検討

基本的に、中日の大半の時間がグループワーク・検討に充てられることになります。

①仮説の詳細検討

第2回で解説した通り、大半のグループは、初日に何かしらの仮説を立案できているはずです。そのため、中日は、初日に考案した仮説に関する詳細を検討していくことになります。今回の問いであれば、前回の再掲ですが、以下のような検討を進めることになるでしょう。

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②最終プレゼンの資料作成

リサーチや議論が進んで、打ち手が定まったら、あとは最終日のプレゼン資料を作成することになります。最終プレゼンは、代表者1名が全て話すのではなく、「各グループメンバーが話す時間を持つ」という形式になるでしょう。たとえば、打ち手別にメンバーを割り振るようなイメージです。

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1-補足①:仮説の詳細検討に向けた検証・リサーチの方法論

さて、仮説の詳細検討を進める際、さまざまな検証やリサーチが必要になります。その内容や方法について、確認しておきましょう。

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1-補足②:最終プレゼン資料の作成方針

すでに解説した通り、基本的には、「最終日の前日までに、最終プレゼンの資料が一通り完成している」という状態が望ましいです。その上で、最終プレゼン資料の作成に関する注意事項を確認しておきましょう。

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2. 個別面談

ジョブの中で、30~60分程度の個人面談の時間が設けられていることがあります。この個人面談は、グループのメンターが担当することもあれば、別の方が担当する場合もあるでしょう。また、「ジョブに関する内容」を話すこともあれば、「キャリア相談のような内容」となるケースも想定されます。

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3. メンターからのフィードバック

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最終日(3日目)

最後に、最終日の流れについて確認しておきましょう。

1. グループワーク・検討

最終日の午前は、グループワークの時間になっていることが多いです。そのときの検討内容については、すでに「中日」で解説した通りです。

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2. 最終プレゼン

最終日の午後は、最終プレゼンの時間に充てられます。グループごとに、順番にプレゼンを実施することになるでしょう。

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3. 懇親会

最終日の夜には、懇親会が予定されていることが多くなります。ジョブ中に顔を出していた方々を中心に、さまざまな社員さんが参加されるでしょう。

高い職位の方が参加されていることも多いため、評価されている可能性も十分にあります。ある程度のフランクさも必要ですが、お酒を飲んで粗相をするようなことが無いように、注意してください。

まとめ

実際のケース問題を使った解説は以上です。ジョブの流れは、ファームごとに少々異なるので、必ずしも解説の通り進むわけではありません。一方で、大まかなイメージを事前に掴んでおくことは、本番に余計な混乱をしてしまうことを防ぐ上で重要です。

第4回では、これまでに解説したジョブの流れを踏まえつつ、評価の視点やその対策について解説していきます。

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著者プロフィール
白木 湊
経営コンサルタント
白木 湊
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)のメンバーの一人。 学生や新社会人向けに、ロジカルシンキングの個人指導を行っている『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』の著者。

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