コアコンセプト・テクノロジーでは、26卒の就活生を対象に、1月に説明会を開催いたします。本記事でご案内している幹部採用の詳細も説明されますので、ぜひこちらのページからお申し込みください。
※1/7(火)、1/15(水)、1/23(木)、1/28(火)開催
コアコンセプト・テクノロジー(以下、CCT)は、2009年設立のDXファームです。企業の課題解決に向けたコンサルティングを得意とし、順調に業績を伸ばしており、2021年には東証マザーズ(当時)に上場を果たしています。
今回、同社では特に文系学生の方々を主な対象として、「将来的な経営幹部候補」の採用を開始しました。採用の背景やキャリアパス、報酬などの気になる面まで、人事部の上田隆介さんに伺いました。
慶應義塾大学商学部卒業後、2019年にCCT新卒入社。クラウドソリューション事業部にて製造業、金融業、物流業の顧客のDX支援にプロジェクトマネージャーとして従事。2023年より人事部へ異動し、現在は新卒・中途の採用活動に従事。
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CareerPod編集部:
早速ですが、今回の募集について伺えればと思います。「文系学生を対象とした経営幹部候補の採用」とのことですが、まずは募集の背景について教えていただけますか。
CCT 上田さん:
CCTは急成長中のDXファームであり、課題を多く抱える日本の産業界に貢献することを目指しています。DXが強みであるため、これまでは主にエンジニアや理系人材の採用に注力してきました。
一方で、今後のさらなる成長に向けて、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が必要です。特に、経営戦略の立案や新規事業開発、クライアントとの関係強化などにおいて、文系の素養を持つ人材へのニーズが社内で高まっています。そこで今回、優秀な文系学生の方々を主な対象として、将来的な経営幹部候補となる人材を募集することになりました。
CareerPod編集部:
「経営幹部候補」ということで、特別なキャリアプランがあるのではないかと思います。入社直後からどのような業務に携わるのでしょうか。
CCT 上田さん:
まずは、CCTのビジネスを深く理解するために、現場のDXプロジェクトに参画していただく想定です。具体的には、プロジェクトマネジメントのサポートや、クライアントとのコミュニケーション、戦略立案の補助などの業務を通じて、デジタルと経営の両面からスキルを養っていただきます。
その後、3〜5年を目処に、より経営に近い領域での活躍を期待しています。基本的にはその方の特性や関心領域に応じてキャリアを設計しますが、たとえば新規事業開発やM&A、マーケティングなど、経営の中核を担う業務に携わっていただきたいですね。
CareerPod編集部:
DXの現場から関わるということで、理系の方もフィットするようにも思います。なぜ文系の方にフォーカスするのか、より詳しく伺えますでしょうか。
CCT 上田さん:
少し言い換えると、「文系の学習で身につけた能力に期待している」となるかもしれません。
CCTはDXの支援を行っており、上流の戦略段階から関わります。そのため、クライアントのニーズを深く理解する能力や、複雑な情報を整理し、分かりやすく伝えるコミュニケーション能力なども重要です。また、CCTのビジネスを拡大するにあたっては、社会や経済の動向を読み解き、新たなビジネスチャンスを見出す力も求められます。
こうしたスキルや能力は、文系の学問を通じて身につく面も多いと考え、今回の募集に至りました。文系の方々の知識や能力は、デジタル化が進む現代のビジネス環境においても、存分に発揮できるということは強調したいですね。
CareerPod編集部:
なるほど。一方で、DXのプロジェクトに関わるということで、テクノロジーへの理解は必要かと思います。大学でそうした経験のない方でも、問題はないのでしょうか。
CCT 上田さん:
その点については、全く心配する必要はありません。CCTでは、文系出身者向けの充実した技術研修プログラムを用意しており、基本的なプログラミングスキルからシステム構築の基礎まで、段階的に学べる環境が整っています。
CareerPod編集部:
テクノロジーの面も手厚く育成をしていただけるのですね。
CCT 上田さん:
はい。その上で幹部候補の方々には、DXのプロジェクトでも、技術的な面以外で大いに活躍いただきたいです。CCTのクライアントは大手企業が多く、部門のトップや経営層と対峙することも少なくありません。そうした経営層とのコミュニケーションを円滑に進める役割などは、まさに期待したいところです。
CareerPod編集部:
大手企業の経営層と向き合えるというのは、経営に関心のある方にとって非常に魅力的ですね。
CCT 上田さん:
今回の募集における魅力の1つは、若いうちから経営に近い視点で仕事ができる点だと思います。クライアントの経営層に加え、早い段階でCCTの経営陣と協働することが可能です。通常のキャリアパスでは10年以上かかりますが、今回の採用では短期間で経営に関わる経験を多く積むことができるのです。
そのため、もし「将来は経営者になりたい」「大きな変革を起こしたい」といったビジョンをお持ちであれば、最高の選択肢の一つになるのではないでしょうか。本ポジションでの経験は、どのようなキャリアパスを選んだとしても、必ず大きな財産になります。ビジネスとテクノロジーの両方を理解し、実践的なプロジェクト経験を積んだ人材は、CCT社内だけでなく、キャリア市場において今後ますますニーズが高まるでしょうね。
CareerPod編集部:
「早い段階から経営に関われる」という点では、いわゆる戦略コンサルとも近い面がありますね。そうした企業では報酬面の魅力もあり、学生からの人気が高いですが、今回の採用ではいかがでしょうか。
CCT 上田さん:
幹部候補の採用ということで、入社時点から高水準の報酬を用意します。具体的な金額は説明会などでお話しますが、戦略コンサルや総合商社などの人気業界と同等以上の水準だとお考えください。
また、CCTでは年に2回の昇給のチャンスがあります。実績を残していけば、入社後の継続的な報酬アップも可能です。特に年収の上限を設けているわけではないので、活躍次第ではかなり高水準になるでしょうね。
CareerPod編集部:
それは魅力的ですね!その分、選考の目線も高いかと思うのですが、求める人物像についてもお聞かせください。
CCT 上田さん:
重視しているのは、チャレンジ精神や成長意欲、そして志の高さです。経営幹部を目指すという高い志を持ち、そのために必要な努力を惜しまない方を求めています。
加えて、論理的思考力とコミュニケーション能力も重要です。複雑な問題を整理し、解決策を提案できる力、そしてそれを分かりやすく伝える力が求められます。
また、技術的なバックグラウンドは問いませんが、テクノロジーに対する興味と学ぶ意欲は必要です。文系の方向けのプログラムは整っていますが、そもそもの関心の高さは求められます。
CareerPod編集部:
経営幹部候補の採用について、よく理解できました。その上で、CCTの企業としての特徴についても詳しくお聞きしたいです。CCTはDXファームとして急成長されているとのことですが、一方で大手コンサルをはじめ、DXの支援を行う企業は増えています。他社と比較した時のCCTの強みや特徴はどこにあるのでしょうか。
CCT 上田さん:
CCTの最大の特徴は、単なるDXの支援にとどまらず、社会課題の解決に直接貢献できる点です。特に、製造業への貢献が大きいと思っています。
たとえば、日本の製造業が直面している深刻な課題の一つに、人材不足や技術継承の問題があります。CCTは、この課題に対してDXを活用したソリューションを提供しているのです。具体的には、熟練工の技術を分析し、デジタル化することで、若手社員への技術継承を効率化するシステムを開発しました。これにより、人材不足を補いつつ、日本のものづくりの質を維持・向上させることができると考えています。
また、工場の自動化を支援することで、少ない人員でも高い生産性を実現することを目指しています。これは、人口が減少する中で、日本の製造業の競争力を維持することに直結する取り組みです。
このように、CCTは単にテクノロジーを提供するだけでなく、それを通じて産業や社会課題にインパクトを与えられることが大きな強みです。私たちの仕事は、日本の製造業の未来を支える重要な役割を担っていると自負しています。
CareerPod編集部:
社会的な意義のある仕事ができるのは、大きな魅力ですね。
CCT 上田さん:
そういう意味では、IT業界そのものが抱える課題についても解決したいと考えています。IT業界の抱える大きな問題は「多重下請け構造」です。クライアント企業からのシステムの発注を、大手のシステム会社が引き受けたとしても、多くの場合は別の企業に開発やテストなどの工程を任せます。この「下請け」が何重にも行われているのが現状です。
こうした下請け先は中小企業が多く、適正な価格で発注がされにくいため、賃金格差が広がっています。ましてや地方の企業の場合、さらに格差が大きくなってしまうのです。
そこでCCTでは「Ohgi」というプラットフォームを立ち上げました。システム案件を依頼したい企業と、さまざまな企業のエンジニアを直接マッチングさせ、中間に入る下請けを減らすことで、この問題の解決を目指しています。地方企業を含め5000社、13万人の方々に登録いただいており、少しずつ成果が出ているところです。
CareerPod編集部:
DXやITは日本経済の成長に向けて不可欠ですし、そこで働く方々の課題解決に取り組むというのは、非常に素晴らしいと思います。ちなみに、このように社会課題解決への貢献をしつつ、ビジネスとしても成長を継続できる要因というのは、どこにあるのでしょうか。
CCT 上田さん:
それは、我々の戦略による部分が大きいですね。CCTでは、多くのコンサルやSIerが取り組むような業界では敢えて競争しないようにしています。CCTの強みを活かすことができ、優位性が高そうな領域に注力しているのです。
たとえば直近でDX案件が増えているクライアントは物流企業になります。もちろん他のIT企業も進出していますが、他の業界と比較すると未開拓といえるでしょう。一方で我々が製造業などで培ってきた知見やスキルが活かしやすく、物流業界としても人材不足などからDX推進のニーズが高いため、多くのプロジェクトを発注いただいています。
またCCTのDXプロジェクトは、基本的に単純なシステム開発ではありません。クライアント企業の課題解決に向けてDXを推進する、上流からのコンサルティングを得意としています。そのため、システム開発だけのプロジェクトに比べて、高単価で受注できているのです。
CareerPod編集部:
かなり他企業との差別化がしっかりしているのですね。ちなみに「高単価」というで、先ほどの下請けのお話とも関連しますが、CCTの案件はクライアントから直接受注をする、いわゆるプライム案件が多いということでしょうか。
CCT 上田さん:
おっしゃる通りです。全体の9割はプライム案件で、大手企業のDXを直接支援しています。それもあって、プロジェクトの獲得で競合となるのは、外資系の大手コンサルが多いですね。
CareerPod編集部:
CCTのビジネス上の強みがよく分かりました。あわせて、働く環境についても伺えればと思います。DX・ITの業界は、どうしてもハードワークというイメージが強いですが、CCTにおける働き方は率直にいかがでしょうか。
CCT 上田さん:
確かに、長時間労働もIT業界が抱える課題ですね。CCTは自社でこの課題の解決に取り組んでおり、結果として平均残業時間は月20時間未満となっています。
CareerPod編集部:
業界のイメージと比較すると、かなり働きやすい環境そうですね!
CCT 上田さん:
これは決して我々が楽をしているわけではなくて(笑)、1日の限られた時間で、どれだけ高いパフォーマンスの仕事をすることを追求しているからです。クライアント企業に対して、DXを通じた業務効率化や時間創出を進めている我々が、残業が多いようでは信頼もされません。
クオリティの高い仕事のためにはインプットの時間も必要ですし、プライベートとの両立も重要になります。仕事の効率化やワークライフバランスの両立は、かなり重視しますね。
CareerPod編集部:
なるほど。そうした環境だと社員の皆さんも仕事をしやすそうです。実際の社内の雰囲気はどんな感じでしょうか。
CCT 上田さん:
IT系かつベンチャーというと、どうしても体育会系的なイメージが強いかもしれませんが、CCTでは穏やかで成熟した人材が多いと思います。決して消極的なメンバーが多いというわけではなく、入社1年目でも10年目でも、対等に意見を交わすことができる関係性だとお考えください。
その意味でCCTの特徴として、「上場企業とベンチャー企業の両面を兼ね備えている」といえるかもしれません。
CareerPod編集部:
具体的にはどういうことでしょうか。
CCT 上田さん:
CCTは上場企業であるため、財務的な安定性や信用力が十分にあります。これは、大規模なプロジェクトを受注する上でも、優秀な人材を確保する上でも大きな強みです。
一方で、いわゆる大手企業と比べると、社員一人一人の裁量権が大きいと言えます。新しいアイデアや提案を積極的に取り入れるカルチャーがあり、若手社員でも自分の考えを実現できる機会が多いです。
また、バックグラウンドを超えた協働も重視しています。たとえば、エンジニアとビジネス部門のメンバーが一緒になってプロジェクトを進めるなど、多様な視点を持つ人材が協力し合えるような環境を整えています。これにより、技術的な側面とビジネスとしての価値の両方を考慮したソリューションを生み出すことができています。
このように「安定性」と「自由度」が両方あり、さらに「多様性」を重視する文化が、CCTの大きな特徴だと考えています。キャリアの安定性を確保しつつ、自己実現や挑戦の機会を得られる環境が整っていると言えるでしょう。
CareerPod編集部:
ありがとうございます。CCTのカルチャーについて詳しく伺いましたが、上田さんご自身はそうした環境の中でどのようなキャリアを歩まれたのでしょうか。
CCT 上田さん:
2019年に新卒でCCTに入社後、まずはエンジニアとしてスタートし、3年目からは大手企業向けのDXプロジェクトで、プロジェクトマネージャーを務めました。
その後、4年目からは社長室に異動して、クラウド事業の推進に関わり、昨年より人事部で主に採用を担当しています。
CareerPod編集部:
ありがとうございます。現場のエンジニアから管理部門に移られたのですね。
CCT 上田さん:
はい。CCTでは個人のキャリアや志向性を重視しており、会社として様々な成長機会を提案しています。私も人事や採用といった領域にもともと関心があり、異動の提案を受けました。
CareerPod編集部:
今回の採用でも、社員の志向や関心を重視すると伺いましたが、実際に上田さんが体現されているということですね。改めてCCTの考え方がよく分かりました。
それでは最後に、これまでのお話も踏まえながら、ぜひ学生の皆さんにメッセージをいただけますでしょうか。
CCT 上田さん:
CCTは、皆さんの素養を最大限に活かしながら、新しい時代に求められるスキルを身につけ、キャリアの大きな飛躍の機会を提供できると思います。
もちろん、決して楽な道のりではありません。高い報酬と引き換えに、大きな責任と挑戦が待っているでしょう。そのため、失敗を恐れず、常に学び続ける姿勢が求められます。
しかし、そんな挑戦を楽しめる方にとっては、CCTは最高の環境になるはずです。その上で私たちは、充実した研修制度をはじめとして、皆さんの成長を全力でサポートします。
ぜひ、説明会や面接で多くの方とお会いしたいです。文系・理系の枠を超えて、一緒に日本の産業の未来を創っていける方々との出会いを、心から楽しみにしています。
CareerPod編集部:
本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました!
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コアコンセプト・テクノロジーでは、26卒の就活生を対象に、1月に説明会を開催いたします。本記事でご案内している幹部採用の詳細も説明されますので、ぜひこちらのページからお申し込みください。
※1/7(火)、1/15(水)、1/23(木)、1/28(火)開催