「任天堂」を3分で研究
任天堂株式会社(以下、任天堂)のビジネスの強さは特筆に値します。任天堂の連結の年間売上高は1兆6,953億円で、連結従業員数は6,717人です。従業員1人が年間2.5億円(=1兆6,953億円÷6,717人)稼いでいる計算になります。時価総額ランキング国内1位のトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)は、連結年間売上高31兆3,795億円、連結従業員数372,817人なので、従業員1人当たりの年間売上高は8,417万円(=31兆3,795億円÷372,817人)です。トヨタ自動車の1人年8,417万円も相当すごい数字ですが、任天堂はその3倍になります。
ゲーム・ビジネスは世界規模の市場を形成しているので、莫大な利益を上げることが可能です。しかもゲームには国境がないので、外国語が苦手な日本人・日本企業でも海外のファンを獲得してグローバル展開できるチャンスがあります。
チャンスをものにして可能性を現実のものにして世界企業に成長した任天堂を研究していきます。
記事中のデータは2022年12月現在のものです。
任天堂の会社概要・活動内容
任天堂のビジネスモデルを研究するとき、当然ゲームに着目するわけですが、本稿ではあえて、そのシンプルさにフォーカスを当ててみます。
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