

第6回 ファーム別の選考プロセスまとめ
主要な戦略系コンサルティングファームの選考フローや選考時期、受験可能な回数を紹介します。ただし、時期により選考の条件や内容が変動する可能性があるため、必ず企業のホームページもご確認ください。
マッキンゼー・アンド・カンパニー

選考フロー:
ES→適性検査(独自シミュレーションゲーム)→面接(1, 2回)→面接(2, 3回)→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
一度選考で不合格になると、2年間は再受験ができない。

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)

選考フロー:
ES+デザイン思考テスト→適性検査(SPI)→GMAP受検→ケース問題筆記試験→面接(2回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
夏インターンが始まる前に、理系院生向けのセミナーやリファラル限定セミナー経由の特別ルートが存在する。

ベイン・アンド・カンパニー

選考フロー:
ES→適性検査(玉手箱)→録画面接→面接(2, 3回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
リファラル限定セミナーに参加することで、ESやウェブテスト、録画面接が免除されて、面接から選考を受けることができる。

A.T.カーニー

選考フロー:
ES→適性検査(独自問題)→グループディスカッション→面接(2回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
通常、戦略コンサルのジョブはグループワークで行われることが多いが、A.T.カーニーの場合は個人ワークが採用されている。

アーサー・ディ・リトル

選考フロー:
ES→適性検査(玉手箱)→筆記ケース→面接(1回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏
特徴:
わずかではあるものの、就活コミュニティや内定者経由のリファラルルートも存在する。

ローランド・ベルガー

選考フロー:
ES→適性検査(TG-Web)→面接(2回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬
特徴:
エントリー可能回数は実質1回で、どの選考ステップで落ちてもそれ以降のエントリーでは書類落ち扱いとなる。
Strategy&

選考フロー:
ES→適性検査(TG-Web)→グループディスカッション→面接(複数回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
選抜コミュニティ経由など、複数の特別ルートが存在する。エントリー可能回数は実質1回で、どの選考ステップで落ちてもそれ以降のエントリーでは書類落ち扱いとなる。

適性検査のTG-Webは、他のテストと比べると試験時間は短く、問題数が少なくなります。着実に正答できるように対策をしましょう。
アクセンチュア(戦略部門)

選考フロー:
ES→適性検査(玉手箱の空欄推測)→グループディスカッション→面接(1回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
春、夏
特徴:
Webテストの結果は、戦略コンサル以外の職種への応募にも引き継がれる。夏インターンが始まる前に、選抜コミュニティ経由の特別ルートが存在する。

EYパルテノン

選考フロー:
ES→適性検査(玉手箱)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・本選考
特徴:
ジョブ以前に面接は行われない。

ZSアソシエイツ

選考フロー:
ES→適性検査(独自問題)→グループディスカッション/面接→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・冬・春
特徴:
一部の選考は英語で行われることもある。

コーポレイトディレクション(CDI)

選考フロー:
ES→適性検査(独自問題)→グループディスカッション→面接(複数回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏
特徴:
就活サイト経由で特別ルートが存在する。

ドリームインキュベータ(DI)

選考フロー:
ES→適性検査(SPI)→グループディスカッション→面接→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏・春
特徴:
3日のジョブを通して選考が行われる。

経営共創基盤(IGPI)

選考フロー:
ES→適性検査(GPS)→面接(2回)→ジョブ→最終面接→内定
選考時期:
夏
特徴:
就活サイト経由でESが免除されるルートが存在する。

まとめ
難易度が高いとされている戦略コンサルの選考に通過するためには、早い段階で対策することが重要です。企業によって選考のフローや受験可能回数、選考時期が異なるため、常に情報をチェックするよう心がけましょう。
