【おすすめ長期インターン】VCの魅力
皆さんは、ベンチャーキャピタル(VC)という仕事をご存じでしょうか。「存在は知っているけれど、実際にどのような仕事をしているのかは意外とよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
VCは、新卒採用を行っている企業がまだ限られているため、就活の時点で志望先として強く意識している学生は少ないと思います。一方で、スタートアップの成長を支え、次世代の産業づくりに関われる魅力的な仕事として、戦略コンサルティングファームや投資銀行(IBD)などで経験を積んだ優秀な人材から、転職先として高い人気を集める業界でもあります。
また、その仕事内容の面白さから、学生のあいだでも長期インターン先として関心が高まりつつあります。これから伸びる企業や市場を調べ、起業家と接しながら、事業や経営を近い距離で見られる経験は、将来の進路を考えるうえでも大きな財産になるでしょう。
今回の記事では、VCとは何か、どのような魅力があるのか、そして学生がVCの長期インターンに参加するメリットについて紹介します。
VCとは?
VCとは、「Venture Capital(ベンチャーキャピタル)」の略称です。投資家から集めた資金をもとに、スタートアップへ出資し、企業価値の向上を通じてリターンを得る投資ファンドを指します。投資対象となるのは、創業初期から成長期にある未上場の企業が中心です。発展途上の技術やサービスであっても、大きな成長可能性があると判断すれば、資金を投じます。
VCのビジネスモデルは、投資先企業が将来、上場(IPO)したり、M&Aで売却されたりすることで投資を回収し、利益を得るというものです。ただし、VCの仕事は「お金を出して終わり」ではありません。
将来性のある市場や企業を調査し、起業家と接点を持ちながら、投資すべきかどうかを見極めます。さらに、投資後も事業の成長を支援し、企業価値の向上に向けて伴走していきます。どの会社に投資するかを判断する力に加え、投資先の成長を後押しする力も求められる仕事なのです。
このように、VCは金融業界の仕事でありながら、スタートアップ、テクノロジー、企業経営、新規事業といった幅広いテーマに深く関わっています。そのため、学生にとってVCの長期インターンは、社会の最前線に触れ、多くを学べる貴重な機会だと言えるでしょう。
VCの仕事の魅力
①次世代のビジネスや産業の立ち上がりに関われる
VCの大きな魅力は、これからの社会をリードする企業やテクノロジーに、早い段階から関われることです。
VCが向き合うのは、すでに完成された大企業ではなく、新たな課題解決に挑むスタートアップです。
次世代のAIサービス、新しい医療・ヘルスケア技術、脱炭素・再生可能エネルギー領域、教育、金融、物流など既存産業の変革――。VCは、こうしたテーマに日々触れながら、「私たちの未来を大きく変えるテクノロジーは何か」「日本が直面する社会課題を解決するビジネスモデルとは何か」といったことを考え続けます。そうした日々は、非常に刺激的です。
単に有望なスタートアップを探すだけではなく、次世代のビジネスや新たな産業の芽を見つけ、その成長に関わっていけることこそ、VCならではの大きな魅力だと言えるでしょう。
②起業をはじめ、キャリアの選択肢が大きく広がる
VCの魅力は、仕事内容だけではありません。得た経験が、その後のキャリアの可能性を大きく広げてくれる点も、見逃せない魅力の一つなのです。
まず、将来起業したいと考えている人にとって、VCは非常に学びの多い環境です。さまざまなスタートアップや経営者に触れながら、どのような事業が成長するのか、資金調達はどのように行えばよいのか、企業はどのような意思決定を重ねながら伸びていくのかを、間近で見ることができます。起業家の思考や事業立ち上げの現場に触れられる経験は、自ら事業をつくりたい人にとって、大きな財産になるはずです。
一方で、VC経験の先にある道は起業だけではありません。スタートアップの経営陣として事業に自ら関わる道もあれば、大企業の投資部門やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)で新規事業や投資に関わる道もあります。さらに、経験を積んだあとに自分でVCを立ち上げるという選択肢も考えられます。
このように、VCで培われる経験や知見は、スタートアップ、経営、投資、新規事業といった幅広い分野につながっていきます。
③成果次第で大きなリターンも狙える
VCは、収入面でも魅力のある仕事です。基本となる給与に加えて、ボーナスが支給されることが多く、ファンドの成果によってはキャリーと呼ばれる成功報酬を得られることもあります。
もちろん、最初から誰もが大きなリターンを得られるわけではありません。高い専門性や実績を積み重ねたうえで、はじめて大きな成果につながる世界です。しかし、自ら見出したスタートアップの成長を支え、その成果がリターンとして返ってくる可能性がある点は、VCならではの大きな魅力です。
日々の仕事を通じて企業の成長に関わり、その成果が報酬にもつながっていく。そうした実力主義の環境に魅力を感じる人にとって、VCは非常にやりがいの大きい仕事だと言えるでしょう。
VCの長期インターンに参加するメリット
ここまで見てきたように、VCの仕事には、次世代のビジネスやテクノロジーに触れられる面白さがあり、起業家や優秀なビジネスパーソンの近くで学べる魅力もあります。そうした刺激的な環境に、学生のうちから身を置けるのがVCの長期インターンです。
VCに興味がある方はもちろん、スタートアップや起業に関心のある方、将来の選択肢を広く持ちたい方、社会に出る前に実務経験を積みたい方にとっても、VCインターンは多くを学べる非常に価値ある経験となるでしょう。
また、新卒採用を行っているVCはまだ限られている一方で、長期インターンを募集しているVCは数多くあります。学生のうちからVCの世界に触れられる、貴重な入口と言えるでしょう。
ここからは、VCの長期インターンに参加することで得られる主なメリットをご紹介します。
①社会で役立つ基礎的なビジネススキルが身につく
VCの長期インターンでは、学生であっても、リサーチ、資料作成、情報整理など幅広い業務を担う機会があります。こうした経験を通じて、社会に出てから求められる基礎的なビジネススキルを実践的に身につけられるのが、大きな魅力です。
特に、リサーチや資料作成の経験は、戦略コンサルティングファームや投資銀行の業務ともつながりが深く、これらの業界を志望する学生にとっても、社会人デビュー前の良い準備となるでしょう。
②学生のうちから、成長産業や先端テクノロジーに触れられる
VCの業務では、これから伸びるスタートアップや新たな産業、先端テクノロジーに日常的に触れることになります。
こうしたテーマに早い段階から接しておくことは、スタートアップ業界や金融業界を目指す方はもちろん、将来どのような業界に進む場合でも役立つ経験となるでしょう。いまや、どの業界においても、AIなど先端技術への理解や、市場変化を捉える視点が重要になっているからです。
業界や企業を見る視点が広がるだけでなく、今後の成長領域や新たな事業機会を見極める力が養われるのも、VCインターンならではの魅力です。
③起業のヒントが得られる
VCの長期インターンの魅力は、ビジネススキルが身につくだけではありません。スタートアップや起業家の近くで経験を積むことで、「自分がどのような事業に惹かれるのか」、「どのような環境で力を発揮できるのか」といった、自身の志向や適性も見えやすくなります。
特に、将来起業を考えている方にとって、VCインターンは非常に価値ある経験です。社会課題の捉え方、成長する事業の特徴、資金調達や事業拡大の進め方など、「起業のリアル」を間近で学べるからです。
経営者の意思決定や事業づくりの現実に触れられることは、自ら挑戦するうえでも大きなヒントになるでしょう。
まとめ
VCは、これから成長していくスタートアップを見出し、その挑戦を資本面・経営面の両面から支える仕事です。
金融業界の仕事でありながら、企業経営やテクノロジーとも密接に関わり、次世代のビジネスを最前線で見られる点に大きな魅力があります。
このようなVCでの長期インターンは、学生のうちから高い視座と実践的なビジネススキルを身につけられる、非常に価値ある機会です。成長産業への理解を深め、経営のリアルを学ぶことは、社会に出る準備としても、将来の起業を考えるうえでも、大いに役立つでしょう。
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