15年後の日本国内において、日本人の女性のタクシードライバーが何人存在するか、推定してください。
第4回「15年後の日本人女性タクシードライバーの数」
本シリーズでは、東大ケースシリーズ『伝説の「論理思考」講座』の著者による、ケース面接の演習問題の解説を実施します。解説内容は、「つまずきやすい箇所とそれらの回避策」を中心としたものです。
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今回の問いは、以下の通りです。
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)
"東大生が書いた"シリーズの著者
2008年6月より戦略コンサル志望者を中心に活動開始。フェルミ推定やビジネスケース等の幅広いケーススタディの研究、セミナー、および就活支援活動を行っている。書籍の「東大ノート」シリーズは40万部を突破するなど、就活生や転職志望者を中心に高い支持を得ている。
【主な著書・編書】『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』『東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート』『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』(いずれも東洋経済新報社)
今回のケース問題で差がつくポイント
今回の問いは、一見すると、単なるフェルミ推定に見えます。しかし、「将来の値の推定」を求める問いである点に注意が必要です。そもそも、一般的なフェルミ推定は「現在の値の推定」を求める問いである場合が大半であり、その意味で今回は、少し異なるタイプの問いと言えます。
一人で考える時間における検討内容
まずは、一人で考える時間において、どのような内容を検討しておくと良いのかについて、確認しておきましょう。
ところで、今回の解説は、以下の流れで進めます。
- 一人で考える時間における検討を行う(本章)
- 検討結果に大きなミスがあり、面接官からの質問・指摘を通して解消する(次章)
そのため、これ以降の解説において、どこに大きなミスがあるのかについても、意識しながら解説を読んでみてください。
面接官からの深掘りの質問に応じた検討内容
次に、一人で考えた内容を面接官に説明する中で、面接官からどのような質問が想定されるのか、確認していきましょう。
面接時におさえておきたい視点
最後に、今回のケース問題におけるポイントを振り返っておきましょう。
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経営コンサルタント
白木 湊
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)のメンバーの一人。
学生や新社会人向けに、ロジカルシンキングの個人指導を行っている『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』の著者。