15年後の日本国内において、日本人の女性のタクシードライバーが何人存在するか、推定してください。
![ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)](https://careerpod.jp/uploads/images/article-part/20240613-zLQxAsiBY.png)
本シリーズでは、東大ケースシリーズ『伝説の「論理思考」講座』の著者による、ケース面接の演習問題の解説を実施します。解説内容は、「つまずきやすい箇所とそれらの回避策」を中心としたものです。
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今回の問いは、以下の通りです。
15年後の日本国内において、日本人の女性のタクシードライバーが何人存在するか、推定してください。
今回の問いは、一見すると、単なるフェルミ推定に見えます。しかし、「将来の値の推定」を求める問いである点に注意が必要です。そもそも、一般的なフェルミ推定は「現在の値の推定」を求める問いである場合が大半であり、その意味で今回は、少し異なるタイプの問いと言えます。
まずは、一人で考える時間において、どのような内容を検討しておくと良いのかについて、確認しておきましょう。
ところで、今回の解説は、以下の流れで進めます。
そのため、これ以降の解説において、どこに大きなミスがあるのかについても、意識しながら解説を読んでみてください。
次に、一人で考えた内容を面接官に説明する中で、面接官からどのような質問が想定されるのか、確認していきましょう。
最後に、今回のケース問題におけるポイントを振り返っておきましょう。