第7回「ネットスーパー事業の収益性の改善」

第7回「ネットスーパー事業の収益性の改善」

本シリーズでは、東大ケースシリーズ『伝説の「論理思考」講座』の著者による、ケース面接の演習問題の解説を実施します。解説内容は、「つまずきやすい箇所とそれらの回避策」を中心としたものです。

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今回の問いは、以下の通りです。

とある地方のスーパーマーケットA社は、複数の実店舗に加えて、数年前から新たにネットスーパーを運営しています。A社は、実店舗ビジネスは好調で黒字なのですが、ネットスーパー事業は赤字が続いています。

 

まずは、ネットスーパー事業が赤字である要因として、どのような候補が想定されるのか、広く洗い出してください。加えて、利益率を改善するための対応策も示してください。

 

なお、A社のネットスーパーは、以下の形式で運営されていると想定してください。

 

  • 注文は、A社の専用Webサイトやスマホアプリから行う
  • ネットスーパーの販売商品は、実店舗でも販売している商品を
  • 実店舗の棚からピックアップして確保する
  • 実店舗からお客さんへの配送は、1日1回実施している。当日の昼に注文を締め切って、同日の夕方に配送している
監修者
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)
"東大生が書いた"シリーズの著者
2008年6月より戦略コンサル志望者を中心に活動開始。フェルミ推定やビジネスケース等の幅広いケーススタディの研究、セミナー、および就活支援活動を行っている。書籍の「東大ノート」シリーズは40万部を突破するなど、就活生や転職志望者を中心に高い支持を得ている。 【主な著書・編書】『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』『東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート』『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』(いずれも東洋経済新報社)

今回のケース問題で差がつくポイント

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面接時におさえておきたい視点

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著者プロフィール
白木 湊
経営コンサルタント
白木 湊
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)のメンバーの一人。 学生や新社会人向けに、ロジカルシンキングの個人指導を行っている『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』の著者。

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