第1回「防犯カメラの市場規模」

第1回「防犯カメラの市場規模」

本シリーズでは、東大ケースシリーズ『伝説の「論理思考」講座』の著者による、ケース面接の演習問題の解説を実施します。解説内容は、「つまずきやすい箇所とそれらの回避策」を中心としたものです。

演習問題には、他では見かけない発展的なテーマを題材としたケース問題を採用しています。そのため、直感だけで解くことが難しい問いが多いです。解説を確認しながら、しっかりと論理思考が実施できているか、チェックしてみてください。

さて、今回の問いは以下の通りです。

今回のケース問題で差がつくポイント

今回の問いで、特に差がつくと思われる箇所は、以下の通りです。

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一人で考える時間における検討内容

ここでは、ケース面接の序盤である以下の2ステップまでに、必要な検討内容を確認しておきます。

  • 一人で考える時間(最初の3~5分程度)
  • 一人で考えた結果を伝える時間(伝えながら、新たに考えた内容も追加する)

一方、面接官からの質疑応答(面接官との議論)の中で、新たに深めていく検討内容については、次の章で解説します。

1. 前提条件の確認

計算に入る前に、問いの前提条件として確認しておきたいのは、以下の2点です。

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2. 計算式の分解

次に、「防犯カメラの市場規模」を構造的に分解して、計算式を作成します。まずは、ツリー構造で分解してみましょう。以下、一例を提示します。

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3. 各項目の値の推定

次に、分解された計算式の各項目の値を推定していきます。

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4. 最終的な数値の計算

数式内の各項目の数値を推定したら、最後は計算するだけです。特に面接官から指示がなければ、ある程度数値を丸めながら計算することが有効です。たとえば、「1.98×1.90」といった計算であれば、「2×2」としてしまっても問題ありません。ただし、数値の「切り上げ」と「切り下げ」が片方に偏らないよう、ある程度バランスを取りましょう。

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面接官からの深掘りの質問に応じた検討内容

さて、一人で考えた時間の検討結果を面接官に伝えても、面接時間の半分も終わってはいません。残りの時間で、面接官からの質問を多数受けることになります。

このとき、面接官からの質問は、「質問・指摘された内容を踏まえて、より良い回答を作る」といったスタンスで対応する必要があります。

つまり、「面接官はディスカッション相手」という側面も非常に強いです。その点を意識しながら、この「深掘りの質問に対する対応」という項目を確認してください。

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面接時におさえておきたい視点

ここまでは回答例を解説してきましたが、これ以降は「回答上、おさえておくべきポイント」を紹介していきます。

ポイント1:「最初に一人で考える時間」で、どこまでの検討を実施すべきか

さて、「最初に一人で考える時間(+それを面接官に伝える時間)」で、どこまで検討できていれば良いのでしょうか。以下、その時間が「3〜5分程度」である場合について解説しておきます。

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ポイント2:各項目の数値の推定をどのように行うか?

さて、フェルミ推定において、各項目の数値をうまく設定できないことも少なくないでしょう。その場合の対応について、ここまでの解説も踏まえながら、まとめておきたいと思います。

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著者プロフィール
白木 湊
経営コンサルタント
白木 湊
ケースアカデミー東京(旧東大ケーススタディ研究会)のメンバーの一人。 学生や新社会人向けに、ロジカルシンキングの個人指導を行っている『東大ケーススタディ研究会 伝説の「論理思考」講座』の著者。

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